tenntenn Conference 2022でキーノートを行いました
January 17, 2022
tenntenn Conference 2022のキーノートで登壇しました
メルペイの上田(@tenntenn)です。tenntenn Conference 2022という@tenntennさんが主催するカンファレンスで登壇を行いました。ブログを書くまでがカンファレンスということでブログを書きたいと思います。
キーノートをしてほしいという依頼を受けたので、「これから始めるGo」というタイトルで登壇を行いました。
以下のような内容になっています。
- 2022年にGoを始める人向けの最新情報
- 最新版の開発環境構築方法
- 重要なドキュメントや記事
- よく勘違いされやすい古い情報
- すでにGoを学習している人向けの情報
- 公式サイトや公式ドキュメント情報の整理
- Go Modulesなど何となく理解している情報の整理
主にこれからGoを学ぶ人向けの情報共有でしたが、すでにGoを学んでいる方も新しい発見があったんじゃないかなと思います。Goがなぜ開発されたのかという話から始め、Goの活用できる領域、Goを学ぶ方法、Go Modulesについてお話しました。
特に、Goエンジニアでも知らない人が多い、公式ドキュメントやチュートリアルの紹介、GOPATH/GOROOTを設定しなくていい理由、○○envを必要ない話、Go Modulesがなぜ登場したのかという話は初めて知る人も多かったかなと思います。
Goを学びながらOSSを開発する
セッションでは、Goを学ぶ方法をチュートリアル、ドキュメント、書籍、コミュニティなどと色々と説明しました。その中の1つとして、3月中旬にメルカリが主催する「Online Spring Internship for Gophers 2022」の紹介をしました。
このインターンシップは学生向けの短期(5日間)インターンシップです。ここではざっと概要を紹介しますが、応募方法などはメルカンの記事を御覧ください。
- 日時:2022年3月14日(月)〜3月18日(金)
- 場所:オンライン
- 報酬:時給2500円
- 応募期限:2022年1月20日(木)19:00まで
- 内容:Go1.18の新機能を学びながらOSSを開発する
インターンシップの内容は以下の通りです。
- Online Spring Internship for Gophers 2022は、メルカリグループで採用されている言語「Go」をモブプログラミングやワークショップを交えつつ学ぶ、短期のオンラインインターンシップです。
- 1日目は過去最大規模のアップデートになるGo 1.18に関して、ジェネリクス(型パラメタ)、Fuzzing、Workspaceなどのこれから入る新機能を講義形式で学びます。使用する資料はプログラミング言語Go完全入門 15章ジェネリクス(型パラメタ)を中心に用います。
- 2日目はモブプログラミング形式でチームごとに共通の課題に取り組んでいただきます。同じ課題に取り組むことで、さまざまな視点における設計や実装方法を学ぶことができます。
- 3日目〜4日目は個人ごとに学んだことを活かして、Go 1.18の新機能を使ったこれまでにない新しいライブラリやツールを開発していただきます。開発したソフトウェアはOSSとして公開することを念頭に置いています。
- 5日目はここまで学んだことや開発したソフトウェアについて成果報告会を行います。メンター社員や他の参加者からのフィードバックが得られます
Go1.18はこれまでのリリースで最も大きなリリースになっています。詳しくはtenntenn Conferenceでtenntennさんが発表していた「Go1.18最新情報(ジェネリクス、Fuzzing、Workspaceモード)」を参考にすると良いでしょう。
Goは1.18で大きく変わるでしょう。このインターンシップに参加して、最先端にいち早く追従し、コミュニティに向けて有用なOSSを提供できればと思います。
ぜひ、参加対象になっている方は参加してみてください!!